芳夫。


 
 今日は、祖父の一周忌だった。実家の函館で親戚が集まったらしい。
 残念ながら、僕は、そこには行けなかったが、改めておじいちゃんの事を想った。
 僕は、幼い頃からおじいちゃんと一緒に暮らしていた。色々な事を教わった。理解できない事も多かったが、それがおじいちゃんだった。
 死でこれだけの人々を悲しませたおじいちゃんは、やっぱり、ただ者ではなかった。
 
 
  「愛燦燦」美空ひばり  小椋 佳 作詞/作曲